午前中の散歩で、陽だまりの梅が3分咲きになっていたとTAROさん大騒ぎ!
なんとなくお出かけを予感してソワソワする犬たちを置いて、昼ごはんのあと鎌倉へ。
咲いた~咲いた~
チューリップぢゃないけど、
赤白黄色♪
それに早咲きの「冬至梅」は満開。
すっごくいい香りが漂っていました。
これが見たかったの。
この香りに包まれたかったの。
結構寒かったのに、
一気に体の緊張がほぐれて行きます。
寒さではなく精神的な緊張だったみたい。
今日はあいにくのお天気だけど、
晴れていれば
長谷寺へ 参りて沖をながむれば
由井のみぎはに 立つは白浪
と歌われた通りの風景が見えます。
いくつか岬があって、
一番先にキラキラ見えるのが、
ちょうど我が家前の海。
いつも目の前にある海を、
遠くから眺めるのもいいもんです。
そしてもう一つの目的・・・弁天窟。
弘法大師が彫ったといわれている
弁財天と十六童子が
壁面に刻まれた洞窟です。
やるせない事件をTVで知って、
蝋燭を奉納してお祈りしてきました。
子供たちを守る童子様と、
動物愛護の童子様に。
出口の絵馬に、「コゲンタちゃん」
の文字を見つけました。
まだ比較的新しい絵馬でした。
万作・水仙・福寿草・椿
もちろん私にぴったりな木瓜。
梅の他にもたくさんの花が咲いていました。
四季折々の花に包まれるこのお寺。
狭い洞窟の中で蝋燭に火をつけて、
手を合わせたい気持ちになると訪れます。
小さな魂が安らかでありますように。
そしてもう二度とこんな事件が
おきませんように。
もう何度も来ています。
私は私の心を納めるために、せめて手を合わせて祈りたくなります。
祈るしかできないから。