むかしむかしの事じゃった。まだ私がイタイケな少女だった頃に祖父が言った。
「男には、
珍しい珍しいと書いて、ちんちんと読むモノがマタにぶら下がっておる。」
いつも難しい顔をしていて田舎町で「怖いセンセイ」と呼ばれる歯科医だった祖父。
会心のジョークだと大ボケ孫娘が気付いたのは、かなーり育ってからであった。とさ♪
「今日ね、S君のお母さんがね~
ワンコのちんちん見て赤くなってるって驚いてたんだよ。」
S君ちは最近ワンコと暮らし始めたんだよね。
この間のママランチ、お隣同士だったから聞いたよ~。
「だからねー。ボク、心配ないって言っといた。
興奮するとなるんだよって。
S君が帰って来たから遊べると思って興奮したんだって。」
ウチのワンコたちもキミが帰ってくるとなるもんね。
エッチな興奮だけじゃないって教えてあげたカナ?
ボクたちと同じだよって。
ドッジボールやケンカの時もなるでしょ?
お、お母さん、何で知ってるのっ! (赤面)
実は・・・
お母さんにも生えてる。
うそっ!
実は・・・
キミの顔に書いてある。
うそっ!
実は・・・パエリアの海老ばっかり狙って喰うからだ!こらぁ。
うそ~(笑)と神妙な顔で聞いていたTAROさんとハモる。
2人の手はそれでも伸びた。海老争奪戦は止まらない。
天国のおじいちゃん、孫娘は立派なセクハラ母になりました。