今年もあっと言う間に3ヶ月が過ぎて、TAROさんと初めて出会った雛祭りの日。
家族の時間を大切に刻みながら暮らしたいと思いつつ、日々はあわただしく過ぎてゆきます。
生涯の短い犬を家族に加わえると、犬たちの時間の流れも考えるようになります。
犬たちが見た目はいつまでも仔犬のように愛らしいのは、人間が好むからです。
でも、本当は人間よりも早く成熟して老いて行きます。
いつまでも「幼稚園並みのしつけ教室」を、ジプシーして欲しくないなぁと思います。
イヌとコミュニケーションが取れれば、今の生活上の問題が解決する伝説に振り回されて、
一番大切なことを見落としてしまっているケースがほとんどだからです。
その証拠に、ほとんどの問題が「飼い主チェンジ」で解決してしまいます。
飼い主さんにとっては、辛い現実です。
でも、「今の自分」を乗り越えなければイヌの成長に追いつかないのです。
イヌは弱さに敏感なイキモノ。
飼い主さんが自分を乗り越えられないほど弱いと、頑張っちゃいます。
散歩中の他人・他犬への吠え掛かりや突進などは、その典型なのかもしれません。
母に言われて気が付いたのですが、
初めて他所様の犬に通いで「何か」を教えて、今年で30年になりました。
(その前から、預かりや今で言うドッグ・ウォーカーはしていました。)
まだまだ、未熟者です。