お料理も着付けもワンコも、「さしすせそ」がある。
うん、「いろは」じゃなくて「さしすせそ」。
みんな、長着の着崩れと帯結びを気にするけど、
本当は襦袢をシッカリ綺麗に着ることが大事。
そのために紐一本の角度の意味を知る事が大事。
着物のつくりの各名称と、それが必要な意味を知るとナルホド!になる。
ナルホド!が基本になって、「手抜き」ができるようになる。
帯なんか、冠婚葬祭以外は半幅でも付け帯でもいいんだし。
普段のお料理のように、目分量でその時に合わせて「さしすせそ」
お料理の素材がいつも同じじゃないように、
きものだって一枚一枚違うし体型も微妙に変わるんです。
ワンコなんか、同じ時は一瞬たりともない。
でもなぁ。
とにかく「早く帯が結びたい」人も多いし、
とにかく「早くオビやりたい人」も多ければ、
逆に「早くオビやめたい人」も多くてねぇ。(困)
作らないで食べるだけのお料理教室って、ないのにね。
冠婚葬祭のように着付けてもらって、
「ハレの場に着物姿で集まる」だけでOKにしてるから、
いつまでたっても自分で着物は着れないし、
す~ぐデレデレに着崩れてみっともないのにね。
オフ会参加が目当てで「犬を作る気なし」は多いんだなー。
普段の「困った」は二の次だったり・・・するんだな。
飼い主が困ってる以上に、犬が困ってるのにね。
食材が、本当の美味しさを出せないように。
きものが、苦しくて面倒な衣服になっちゃうように。
困った犬にしちゃうみたい。
本当の贅沢とは、楽しんで良い具合に手を掛ける普段。
かなっ?
犬と暮らすのは、贅沢ですぞ。