花の銀座に、捨て犬だったセラピードッグ「名犬チロリ」の銅像がある。
彼女を引き取り育てたのは、米国在住のブルースマン大木トオル氏だ。
2011年1月26日発売の上之二郎さんによるこのノンフィクションは、
ブルースマンがチロリと出会うまでの人生を振り返りながら、
出会いから別れまでの間絶え間なく響きあう一人と一匹の関係を、
まさにソウルメイトだと綴っている。
そして、今もブルースマンの心の中にチロリは確かに生きていて、
今日もブルースマンを途方もない理想に向けて突き動かしていることを。
私は、国際セラピードッグ協会から購入した。
大木トオルオフィシャルHPか
国際セラピードッグ協会かのWEBSHOPから購入し、
お願いすると大木トオル氏の自筆サインが入れてもらえる。
本書の中に、国際セラピードッグ協会で一般家庭犬対象に続けられている、
セラピードッグ訓練会の目的と現在の状況について書かれている。
動物愛護活動に夢中で音楽活動が減ってしまったとも書いてあるが、
去年からクリスマスのチャリティーディナーショーだけではなく、
年に数回銀座でチャリティーライブをしていて、毎回満員御礼の大好評。
今年の第一回目の銀座ライブは、
3月5日(土)
1st 15:00開場 16:00開演 「アメリカン・オールディーズ」
2nd 18:00開場 19:00開演 「ブルース・イン・ザ・ナイト」
全米を唸らせたミスターイエローブルースの歌声とリカーに酔えば、
「一頭でも多くの捨て犬を助けたい。」という大木トオルの活動資金になるなんて、
音楽ファンで犬好きなら無視できないイベントだと思う。