深夜になって、涙がこみ上げてくるような友人の記事を読んだ。
今現在(2011年1月17日)、なぜその場で記事にしなかったのかと悔やまれる。
2009年12月の記事を見て欲しい。
とくに
http://doglife3.exblog.jp/13366557/を。
16日深夜に、この少女が私を感涙させた。
この記事を書いた時には、一文語ニ文語程度のおしゃべりだった少女が、
動物病院に入院中の他人のワンコを
「頑張れ。早くお家に帰ろうね。」と励まして両親を驚かせたという記事だった。
今は2児を育てる母親に成長した娘の幼稚園時代、
シスターに繰り返し言われたことを思い出して涙が溢れてきてしまった。
「この先、どんな時も忘れないでください。
子供と向き合って教えなければならないことは、幼稚園や学校の先生でもできること。
けれど、それらをどう受け取るかを、
子供たちは長い時間をかけて親の後姿から日々学び取っているのです。」
娘が陣痛で苦しんでいる時に「お母さんの子供だから大丈夫」と言ってくれたこと。
そして子育てのいろんな場面で「誰も見ていないと思っても、神様が見てるのよ」と
2人の孫に言い聞かせていること。
ああ、この幼子もまた親の生き様の裏表を最も身近で「感じて」育っていると、
教育の本質を見た気がして目に見えない何者かに手を合わせずにいられなかった。
予定していた記事を変更して、このことを記事にしようと決めたが、
本業の締め切り間近であり老眼が少し前の私のように長くPCに向かえなくしている。
目の奥の痛みに耐えられず、明日で間に合うものは明日に回して、
泣いてはれぼったくなった目を冷やしながら眠った。
そして今、仕事から帰ったら
この幼子のけなげな祈りが通じたとしか思えない奇跡の展開があった。