七夕の夜、4年ぶりに息子の幼稚園時代のママ友から電話。
近況と、小さかった子供たちが、無事義務教育を終えてよかったねって話した。
幼稚園の七夕祭りの短冊に、ママたちの書くお願いは同じだった。
幼子を持つ母親たちのたった一つのお願い。
今、こうして子供たちが元気でいてくれるのは奇跡だから。
お互いに、何度も「ありがとう」と言って電話を切った。
その後何かに、もう一度「ありがとう」と言いたくなって、窓を開けて空に言った。
霧の夜だった。
こうして、今でも気楽に話せる友達が幼稚園時代の子供つながりでできたのも奇跡だ。