全ての親から生まれた人に、そして子育て犬育てに悩む人と、AAA/AAT活動に興味のある人へ。
「手紙 親愛なる子供達へ」
年老いた親から子供に宛てた 作者不詳の詩をもとに作られたのだそうです。
そして、
今夜20時からのTBS「動物奇想天外」をごらんいただけると幸いです。
日本初の米国認定AATドッグ「チロリ」は、捨て犬として仔犬たちを育て、
多くの高齢者達に
励ましの瞳を向けて、
老いて皆に見守られ惜しまれつつこの世を去りました。
そして今はチロリの後輩たちが、協会に命の期限日ギリギリに救い出されて、
人間の命の現場で、人間に
励ましの瞳を向けているのです。
国際セラピードッグ協会のセラピードッグ講習会では、
セラピーは励ましだと繰り返し言われます。
飼い主に求められている「感覚」は、慰めでも癒しでもないのです。
犬たちが向ける瞳にどんな意味があるのか、
犬たちが沢山の歩行を覚え、一緒に歩くことにどんな意味があるのか、
そして、何故・・・
特別に訓練犬のブリードで生まれたわけではない捨てられた犬たちだって、
一般家庭で飼育されているペット犬だって、その行為の訓練を受け入れるのか。
この歌でお分かりいただければ・・・。
犬たちは自然を教えてくれる存在だとつくづく思います。
可哀想は上から目線、慰めも同じ経験なしには上から目線の傲慢な行為です。
セラピーや癒しの意味も、もう一度考えてみてはいかがでしょうか?
生き物は、ストレスフリーでは生きていると言えないのです・・・。
そして人生のたびに終わりがあるのが、生き物全てに平等な定め。
どう死ぬかより、どう生きたかの方が問題だと、いつも犬たちに励まされます。
君の瞳に乾杯!